臨床工学技士より

吉川技士長より


臨床現場で患者様が安心安全に透析治療に専念できる環境を提供することを最優先事項に、医療機器の保守点検・管理に取り組んでいます。
水質管理において、透析液清浄化は患者様のQOL(生活の質)向上、生命予後や合併症軽減予防の為に水質管理に力をいれています。
日進月歩していく透析医療を敏感に吸収し、より質の高い医療を提供する為、合併症対策にも積極的に取り組み、医師・看護師・他のスタッフ、又患者さまとも良好なコミュニケ―ションを保ちながら患者様が安心して治療を受けることができるよう日々努力しています。


血液浄化業務


透析を始める患者様には二通りの腎不全が考えられます。
それが急性腎不全と慢性腎不全です。

急性腎不全の場合は
腎不全単独で経過すると予測される場合と多臓器不全の発症の危険がある場合は急性腎不全の診断がなされたら早期に血液浄化を開始します。

慢性腎不全の場合は
臨床症状・腎機能・日常生活障害度の3項目を検討し透析導入すべきか、医師が診断します。詳しくは医師またはスタッフまでお聞きください。

これらの腎不全になった際当院では次の透析療法をおこなっていますので紹介します。


HD

血液浄化器(ダイアライザ)を用いて、溶質の除去・調節は拡散で、除水は限外濾過で行う。
拡散とは「小さな孔が空いている膜を境にして濃度の異なる溶液を入れると、中の物質は自然に混ざり合って均一になろうとする」こと。
限外濾過とは「体内にたまった水分を機械的に圧力をかけて水を取り除く」こと。



オフラインHDF

HDとHF(血液濾過法)の組み合わせ。
HFとは濾過膜を介した溶質の移動により、水と同時に溶質を除去する。正常な腎臓の糸球体基底膜で原尿が作られる原理と同じ。HDは小分子の除去効率が高いが、HFは中分子・大分子の除去効率が高い。
適応としては、HDによって対処できない透析、アミロイドーシスあるいは透析困難症。

オンラインHDF

透析液をそのまま置換液として使用するため、濾過するために足される補液量が多くなります。 そのためオンラインHDFのほうがより多くの濾過をかけることができ、より多くの老廃物を取り除くことができます。 但し、置換液として血液中に直接入る透析液には、これまで以上の清浄化が求められます。

アフェレシス業務

LDL吸着

LDLは、動脈硬化の原因になる悪玉コレステロールの代表的成分です。LDLアフェレーシスとは、血液を体内から体外へ出し、血球成分と血漿成分を分離したのち、血漿成分に含まれるプラスに荷電したLDLコレステロールを、マイナスに荷電したビーズに吸着させることで取り除いた後、再び体内に戻す治療法です。もともとLDLを取り除くことを目的に開発された治療法ですが、LDLのほかにも、プラスに荷電した炎症を悪化させる物質や血液を固まらせる物質、血管を収縮させる物質、血管から蛋白がしみ出やすくなる物質などを吸着し取り除くことができます。

清浄化

当院では、日本透析医学会の透析液水質基準の透析液清浄化ガイドラインVer.2.01を満たしています。

PTA


当院では、Dr.の介助を行うことで患者様のシャントの状況を確認しています。


シャントエコー


当院では、穿刺部位の検討、シャントトラブルの原因の追究、穿刺トラブルの対応、PTAの前後等でフローボリューム(FV)と抵抗係数(RI)、血管径を臨床工学技士が測定し、シャント管理を行なっています。


医療機器保守管理業務


当院で使用している医療機器
透析機器:日機装社製(DCS-27 DCG-03 DCS-100NX DBB-27)
輸液ポンプ
シリンジポンプ
軟性膀胱尿道鏡
AED
多目的モニター
超音波診断装置


現在臨床工学技士7名(串木野・川内)で業務を行なっています。
うち、透析技術認定士4名、ME2種技術認定士4名、高気圧技術認定士1名が専門的に従事しています。


泌尿器疾患全般

前立腺の病気、尿路感染症、尿路結石、過活動膀胱、血尿・尿蛋白の診断、 不妊症、性病、ED

腎臓病

慢性腎不全保存期の管理、人工透析導入、維持透析、腹膜透析(CAPD)の導入・維持

曜日
時間
月・火・水・金
9:00-12:30
14:00-18:00
木・土
9:00-12:30
日・祝日
休診
川内まきのせ泌尿器科